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気付いたら
今日と明日(31日にこの記事を書いているから今日)は修論発表会。
司会やタイマーなどの手伝いがdutyになっているがこれいるか???
こういうのってもう全部機械にやらせればいいんじゃないの?主査の人がボタンおすだけで事足りるじゃんww
というのが手伝いの感想。
来年は自分があの場に立つ。「え?これ卒論かな?こんな発表で学位もらえるの?」とオーディエンスや後輩達に思われない発表をしたい。
研究は駒場に戻っているおかげで解析が順調に進んでいる。軌道にのってくると楽しい。しかし、インプットの所謂勉強ができていない。解析は夢中になるとあっという間に一日過ぎてしまう。のめりこみすぎないようにタイムテーブルをたてるべき。
勉強→研究の順で一日進めていくほうがよさそう。
区切りをつけやすいインプット系のことをやって、帰宅ギリギリまで解析をやる。
明日からはビームタイムで東海だから体力勝負だ。
ビームタイム準備
ビームタイム準備で労働の日々。。。
単純作業や運搬作業が多いから頭を使うというよりも体を使う感じ。
おかげで疲れたり、時間がなかったりで自分の解析が全く進んでいない。
ビームタイムとはそんなものなのだろう。これから自分が指揮を取っていく立場になったら、きっと1ヶ月前からこんな感じが続くかと思うと今リーダーをしている先輩のお気持ち察します...
先週の反省を活かして
作業中、ないしは作業が終わったらすぐにkeynoteでメモを取るようにした。
単純作業だから忘れるはずがない!と思っていても半年後には記憶から飛んでいるから、いつかこのメモが役に立つ日がくるといいな
留学生の人たちとご飯を食べたけど、会話が英語で弱者には厳しい環境だった。
レストランでの注文の仕方のフレーズとか、小学校のときに英語の授業で暗記させられたが、記憶喪失すぎて何も覚えていなかった。
負けず嫌いなのでこういう経験をすると、英語喋れるようになりたいと思うけど、喋れるようにはならんだろうな...
英語から逃げるのをやめたい。
ダイヤル式のロッカーのカギ
新しくダイヤル式のロッカーが設立された。ロックするまえに4桁の数字を設定して、つまみを回せばロックがかかるもの。初期値は0000になっている。
せっかちだから、ドアを締めてすぐにつまみを回したら、前の人が0000以外のものにしていたらしく、自分が知らないパスワードでロックされてしまった!!!!!
警備の人をよんでも、初めての対応だったのだろう、解決できそうになかった。
仕方ないからブルートフォース作戦にでた。
ダイヤルを回してはつまみをひねり、1つ数字をずらしてはつまみをひねりの繰り返し..orz
11**でなんとか解除することに成功した。
なんでもやってみるものですね・・・
Treeの解析方法
基本的なことだけど、Treeの解析をマクロでやる方法を知らなかったので書いておく。
書くのも恥ずかしいが...
treeが何かは「root tree kamonowiki 」とかでググレばでてくる。今すぐググろう。
高エネルギーの実験ではイベントという概念をもつデータを解析することが多いのでよく使う。
Treeからデータを読み込んでそれに色々するマクロだが、
TFile *file =new TFile(name);
TTree *tree=(TTree*)file->Get("tree");
をいれる。
これでnameというROOTファイルを開き、TFile::Get()でROOTファイル内のTTreeをtreeというポインタに取得させる。
これで後はインタープリタでやっているカットをかけてヒストグラムを描画させるなどの解析をしていけばよい。
以下のサイトがいろいろ参考になりそう。
1週間くらいサボってしまいました
先週の5日間は新しい検出器のための実験や次のビームタイムの準備で東海とつくばに行っていた。
全く日記を更新できなかった。
思ったより疲れてしまって...というのは言い訳ですね。毎日10分でもいいから1日を省みたいものだ。実験中や解析中は日記に書くネタだらけなのに...
「あっ、記憶していかないことがあるな〜」と放置していると、大体記憶が薄れてしまって何が大切だったかを見失ってしまう。
ちょくちょくはメモってあるのでいつか、実験の心得や解析の心得みたいなのはまとめたい。
ちなみに新しいアニメが始まりましたが全然見れていません...w
つくばエクスプレスで東京に帰ってきたけど、なんとキャリーケースを車内に忘れて下車してしまった!!
人生で初めての経験だったから慌てたが、無事に見つかってよかった〜。
教訓として、「車内の網棚は利用しない」が得られた。今度からは気をつけよう。
初めてkindleで本を買った。近々ipadを買う予定で今後kindleで本を買うことも増えるかもしれないが、まだ「便利!」という実感がわかない。
電車での移動中あの本読みたいなと思ったときに活躍してくれることを願う。
・検出器開発
実験結果も出て、実験ベースの開発に一区切りがつきそう!次のステップはgeant4でのシミュレーションだろう。
geant4は講習会などに参加したけどもうほとんど忘れているのでまずは講習会の復習をする。そして、自分の実験のジオメトリを再現することまでは2月中にやり終えたい。
geant4で解析したい内容は決まっているのでジオメトリなど基本的なものを組んだ後は知っている先輩に相談しながら進めていくのがよさそうである。
今日の言葉
週々是三省
週々に一回我が身を三省しましょう。(日々ではなにもできないので)
○今週私は「これこれの仕事をした」と思い返す
○これこれの進歩があった/なかったかを判断する
○なかった時は、「今週は進歩がなかった」と壁に向かって3回声を出す
で、3週つづいて「進歩がなかった時」原因は4つしかありません。
1)問題設定が悪い
2)問題に対するアプローチが悪い
3)サボっていた
4)自分に能力がない
それぞれ原因を取り除く方法は明快です。
1)誰かに相談する。もしくは指導者を替える(指導者の責任のことも多い)
2)アプローチを180度変える
3)来週はサボらないぞと心に誓う
4)荷物を畳んで田舎に帰る
reference:
http://rarfaxp.riken.go.jp/~enyo/misc/goldenrules.html
13日の金曜日
13日の金曜日ですが特に何もありません。
昨日おそくまで夜更かししてしまったので、11時に起床。
携帯の支払口座を変更してから大学に行って13時頃研究室についた。
やはり9時とかに大学に行くほうが効率がよいので、夜の10時には研究室をあとにして家に返ってきて2時〜3時の間に寝る生活にしたい。
今日は半導体検出器についてを勉強した。
といっても午後からの時間はほとんどミーティングにとられてしまったので、ほんのさわりだけ。土日でMPPC、ASIC、陽電子検出器についての勉強を一回りしたい。
エネルギー校正についても正しいことをやってそうなので、解析は次のステップに。
CfのエネルギーをMeVからMeVeeにして、本当は中性子なのにガンマだと識別する割合、本当はガンマなのに中性子だと識別する割合がそれぞれどれだけあるのかというのを解析していく。
そういえば3月にまたポスター発表をするっぽい。
ポスターを作るのはこれで3回目。物理学会と近いので、直前で焦らないように計画を立ててやっていきたい。
19時頃に研究室を出て仙川二郎を食べに行った。(本当は新代田二郎に行くはずがまさかの麺切れ...)仙川も野菜増しができなかったので、ついていない。
麺がブヨブヨで美味しかったです。
今日の言葉
『実るほど頭を垂れる稲穂かな』
いい結果に満足せず謙虚に研究したいね
■
1月12日
朝9時に起床。高校時代に戻って部活でバスケをする夢を見た。副顧問の人にこれでもかというくらい怒られて最悪の目覚めだった...合宿場でひたすらしごかれてた。嘘でしょ。
チャリ通の寒さに耐えられなくなってきたので手袋を買って研究室に10時くらいについた。
エネルギー校正の解析の続き。
ヒストグラムから最大値やその時のbin番号、任意のbinの番号、あるbinの中央値などを読み出せるようになった。これは便利。
ビン番号が大事。
まとめると、
・最大値
h1->GetMaximum();
・最大値のときのbin番号
h1->GetMaximumBin();
・あるビンのカウント数
h1->GetBinContent(ビン番号);
・数値のビン番号を調べる
h1->FindBin(N);
・あるビン番号iの中央値
h1->GetBinCenter(i)
結局解析だけで一日終わってしまったけど満足が行く結果を得られたと思う。明日のMTGで発表して文句を言われなければ校正はこれにてひとまず終了。
グラフに任意の曲線を書かせるのにこれまで関数を定義してfor文で回してそのプロットをrootのTGraphに入れて...みたいなことをやっていた,,,orz
FitするときのTF1を使うと楽だ。 (TGraphを使う王道な方法もあるだろうが)
TF1 *f1 = new TF1("f1","[0]*x+[1]",0,10);
とフリーパラメータを与えて関数を定義する。
f1->FixParLimits(0,3.);
f->FixParLimits(1,5.);
としてパラメータを固定する。これで上の場合3x+5が描画される。
『今日の言葉』
専門家とは、非常に狭い分野で、ありとあらゆる失敗を重ねてきた人間のことである。
「失敗することが新の理解のための第一歩だよ」的な意味を感じ、とても励まされる言。僕はこれまでの経験上、「浅い理解->壁にぶつかる->試行錯誤過程を繰り返してちょっと理解する」の過程を繰り返すことが多い。いつか遠回りせずに一発で理解することができる体になりたいものだ。